心臓植込みデバイス認定士に合格して良かった事とは

循環器(ペースメーカー編)

どうもRyuです。
今回は昨年初めて行われた心臓植込みデバイス認定士に合格して
実際どう思ったのか、またどの様に勉強したのか記載したいと思います。

認定士試験を受けるに至った経緯

僕が勤める病院は、地方の総合病院でPMI件数(年間ペースメーカーを植込みしてる件数)は約30件ほどのそんな大きくない病院です。(臨床工学技士は約30名)
現在の病院は僕は臨床工学技士になって2つ目の病院で、以前務めていた病院は透析のみの病院でした。
今の病院に勤めて初めてペースメーカー業務に携わったのですが、当時のペースメーカーチームはたったの3人。笑
そして、1年後先輩と上司が辞め一人ぼっちに・・・
このままではアカンと思い、リーダーになったので(知識はそんなないけどw)メンバーを5人増やしました。勉強はメーカーや業者が主催する勉強会に参加したりしていました。
また、メーカーさんにオススメの本はないか聞いた所、教えて頂いた本が非常に分かりやすくスラスラ知識として入って来ました。※その本に関しては、別記事で書きたいと思います。
しかし、ゴールのない勉強は苦手な僕
何かないかなと調べていると、
不整脈専門臨床工学技士とCDR、心臓植込みデバイス認定士と出て来ました。
まず、不整脈専門臨床工学技士はめちゃくちゃ難しいと聞いていたので最終目標にすることに!!CDRは調べていると、中々の費用がかかる事が判明→奥さん案件なので一度pass
じゃあ、今回心臓植込みデバイス認定士試験は第1回やけど受けてみようと考え、受験する事となりました。笑

心臓植込みデバイス認定士制度とは??

心臓植込みデバイス認定士とは、日本不整脈心電図学会が発行している認定資格です。
これまで、CIED(ペースメーカーとかの事)に特化して、患者教育も含めたその管理を専門とするスタッフを認定する包括的な制度が無かった為発足しました。

本制度の目的

・CIED に関わる医療スタッフ知識の標準化とレベルの向上
・CIED に関わる医療スタッフ間の知識の共有と円滑化
・CIED 患者の生活の質の向上に貢献
・CIED の合併症と医療過誤の回避
・医療受給者に対する施設の選択基準の提供

上記が掲げられているのですが、僕が特に感銘を受けたのがまず一つ目。
スタッフ知識の標準化とレベルの向上は今まで指標になるものが、無かったので助かっております。
次に2つ目ですが、ペースメーカー業務は臨床工学技士だけでは無理と僕は考えております。看護師さんしか、考えれない(伝えられない)事がある!と信じてますw
※当院の臨床工学技士が伝えるのが苦手なだけかもですが・・笑
看護師さんがデバイス業務に専念できる様、病院に働きかけてデバイスナースとしての地位確立に微力ながら協力しております。

試験対策・勉強方法は??

この試験を受験するにあたり、一番懸念していた事があります。
それは当院では、ハイパワーデバイスいわゆるICD等の植込みを行ってないので
バリバリの病院で働く人達と違い圧倒的に触る機会が少ないという事です。
でも、そうじゃないですか??みんなが皆んなそんな所で働いて無い!笑

試験対策

学習指導要網が学会より公表されているので、まず◎の所をチェックしました。
http://new.jhrs.or.jp/pdf/device_ninteishi/device_ninteishi04.pdf

次に、大まかに分野毎に分類し◎の所から勉強していきました。
僕の場合、ハイパワーデバイスの分野とガイドライン等の患者教育・管理関連の所が苦手だったので重点的に勉強しました!焦
しかし、教育の部分などは指定講習会で使用したテキストしか無かったのでそこを重点的に覚えました。ほんまここは覚えるしかないと思います><
逆に覚えたら、点数を稼げるのでしっかり覚えましょう!
ハイパワーデバイスに関しては、恥ずかしながら分からない事が多々あったのでメーカーさんが病院に来てくれた時纏めて聞く様にしてました。

受験してみて問題はどうだった??

受験してやはりもっと勉強しとくべきやったていうのが、一番初めに思いました苦笑
ガイドラインを聞く問題も中々際どい所聞かれたし←ただの言い訳
ICDは不適切作動に関係無いものはどれ?みたいなのも出題されていました。
あと、これまたガイドラインですが
除細動閾値の低下する薬剤はどれか?もありました。
あとはいかにイージーミスを無くすか・・・
それに尽きると思います。

合格・勉強して良かった事

やはり一番は、自分が知らない事を勉強するきっかけになった事かと思います。
また、横の繋がりを広げる事が出来き、植込みデバイス関連大会の看護部セッションにて講演を依頼して頂き、大変貴重な経験をさせて頂きました!

まとめ

この資格を持っているのが当院では僕だけなので、今後はまず院内で養成講座みたいなのを開き多職種でデバイス業務を行える環境にしていければなと思います!
(残念ながら今年の試験は新型コロナの影響で中止になってしまいました)

 

 

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